がむしゃらメモ

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『アンリアルライフ』 プレイ感想メモ

 久しぶりに感想メモ記事…やっぱ後で見返してこんなゲーム遊んで、こんな感想を抱いたんだなーと出来るようにした方が良い気がしたので。

 

ec.nintendo.com

 

当然ネタバレしまくってるので、未プレイ者は読んではいけない。今すぐ買って遊べ。ていうか、既プレイ者でも読む意味あんまないけど…個人用メモだし。

 

以下ネタバレ防止用に少し長く改行しておく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラクター

・ハル

 主人公。開発途中のツイートとか拝見してたときはもうちょっと大人の女性だと思ってたけど、実際は少女。自己評価低め。絵描くのが好き。場面緘黙症持ちでからかわれてた。などなど…

 いわば逃避から始まった冒険だけど、マリーの優しさやトクロのアドバイス、カセリの考え方、先生の愛情や195との友情、自身との対話を経て強くなる。感動しかない。旅の始まりと終わりの象徴が青い靴なのも素敵素敵。

 

・195

 しゃべる信号機。トレーラー見た印象だと、冷静沈着にハルをサポートしてくれる紳士…だったんだけど、実際はカワイイ子どもといった印象。

 高性能AIなのでスゴく優秀ではあるんだけど、信号機に不必要な知識を持っていないので、なんでも珍しがってはしゃぐのが微笑ましい。VOLTAにハマるところとかもカワイイ。

 

・くじらの支配人

 回る頭部を持つ人。黙って見守ってくれるお父さんって感じ。

 

・マリー

 マリモシェフ。頼れるお姉さん枠。明るい。背中を押してくれる人。人か?どうやって料理してるんだろう…

 

・シュタイン

 エンジニアネズミ。技術枠。この人に頼んでおけば大体なんとかしてくれる。この人が本気を出すシーンで全プレイヤーのテンションを上げたはず。

 

・カセリ

 イケメンのペンギン。略してイケペン。自分の目的のために人を騙したり、橋の上に一回乗ってみたかったから電車止めたり、「そのときに出来ることをやるだけ」という作中のテーマを象徴する人。例は単に欲望に正直なだけな気もするが。たばこ吸うのもそういう性格を表してるのかな。ペンギンコインを落としたりするところはちょっとおっちょこちょい。アデリーペンギンはカワイイだけじゃないことを教えてくれた。

 

・ベル

 一人称俺様でハム太郎口調のイヌ。ハム太郎口調のイヌってややこしいな。一度心を許した人には優しい人って感じ。飼い主は何者だったんだろう。考察が足りない。

 

・ゼロ

 真の高性能AI。個人的に作中一番謎が多い人。電車内で会話してた人は誰なんだろう。考察が足りない。最後は高性能マリモに。最後生きてたのも何でだ。なんでマリモに。考察が足らん。

 195はハルが考えたって先生が言ってたけど、ゼロはどっちも考えてない存在な気がする。気がするだけだけど。ベルのホイッスルを持ってたのは何でだろう。普通にベルの飼い主で、研究がいきすぎて自分を電脳化したとか。ベルが水に関係する箇所に登場するのもちょっと意味深なんだけど…考察が足らん。

 

・トクロ

 しゃべるガイコツ。ここまでに信号機、マリモ、ねずみ、ペンギン、犬がしゃべってるので、喋ることに全く驚かないっていう。他人に何か言われたくらいで好きなこと諦めちゃ駄目だよって教えてくれるスゴい良い人。

 

・幻想美術館館長

 回る頭を持つ人。作中一番欲望に素直な人。読めねえ。

 

・親方とボウズ

 アリ。癒やし。

 

・アンズ

 女の子。ハルにごめんなさいして仲直りしてる可能性もあるけど、自分が見た限りじゃそこまで読み取れなかったので分からん。そもそも二人は友達だったのかという気もする…

 自分に自信を持ってるどこにでも居る良い子、という印象。

 

・男の子

 名前失念。それぐらい印象は薄い…でも道路に飛び出たネコを助けるナイスガイ。ハルの絵を好きになった初めての人だったのかも。

 

・先生

 担任の先生。物理学者?どこか抜けてる。多分、教師としては未熟で不器用な人。孤立気味なハルとの関わり方が「自分の考えたお話を聞いてもらう」だったのがすっごく素敵。この人も「そのとき自分に出来ること」をしている人。

 

 

UI

 神がかった出来。開発者のhako生活さんも語っているけど、一見複雑なUIでも段階的に覚えていけばオーケー、というスタンスは勉強になる。にしても会話内容をゲーム開始時から現在に至るまで完全保存していていつでも振り返れるのは流石に声出して笑った。

 

グラフィック

 『Undertale』もそうだったけど、好きなドット絵!という感覚は生じない。ただ、好きなところはいっぱいある。

  • 幻想美術館の背景
  • 動く夜景のビル群
  • 電車、電柱、海
  • 転送ドアが閉じるアニメーション
  • カーテンのアニメーション
  • 本のページをめくるアニメーション

この辺かな…他にもいっぱいあるかも。

 

サウンド・振動

 足音へのこだわりが素晴らしい。振動と合わさって「どんな地面を歩いているのか?」が伝わってくる。UI選択の効果音が結構強い音で意外な感じがしたけど、これはこれで良い。効果音は全部品質が高かった。シュタインの部屋のテレビとかもスゴい。

 BGMに関しては環境音楽よりなのでメインテーマくらいしか覚えられていない感じ。覚えてもらうには繰り返し流すのがやはり基本か。ただ、くじらのカフェテリア、受付で遷移させてるところとかすげえ良い。エンディングテーマ良かった。

 

いつかオレもやりたいと思わされたヤツ

  • 友達をキャラクターのモデルにする
  • 友達にゲストイラスト描いてもらってゲーム中に登場させる
  • 二段階タイトルコール
  • エンディング後にタイトル画面を変化させる

上二つは友達が居ないから出来ないね!

 

 

後半は伏線回収、テーマ表現とか感動ポイントを10連続くらい叩き込んでくるのでオーバーキルされた。

 

 

おわり