がむしゃらメモ

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『モンスターハンターライズ』体験版 感想メモ

 モンハン最新作が体験版を配信していたので、早速遊んでみました。

 

www.capcom.co.jp

 

 

プレイ状況

 

感想

 主に新システムの感想を書きます。

 

翔蟲

 このシステムの特徴の一つが、移動能力の強化です。が、新しいシステムのオトモガルクのほうが移動能力面で優れています。新システムの特徴の一つが新システムに喰われる展開…!

ツタのない壁を登るのはさすがに翔蟲のほうに軍配が上がります。高いところにビュンビュン登っていくのは素直に楽しいです。が、やはりモンハンはモンスター狩ってナンボのゲームなので、探索してもなあ…という感じです。探索によって能力強化出来る要素がありますが、プレイが浅いのでまだちょっと図りかねます。

 

 翔蟲の用途のもう一つが戦闘への利用、鉄蟲糸技です。これはとにかく隙が大きいし、攻撃方向をコントロールしづらいしで、使いにくい!ハンマーの場合、威力自体は縦3*1のほうが高いので、使う場合は操竜狙いするときだけでしょう。ただ、操竜はタイマンだと効果が少し薄いような…?ここももうちょっと遊んでみないと分かりません。

抜刀中は翔蟲を移動に使えないので、移動に使おうと思ったら戦闘中に上手く納刀して使うしかありません。慣れれば敵の攻撃を回避するのに使ったり、素早く敵に駆け寄って攻撃したり回避しながら攻撃したりとか出来るのかもしれません。

 

現時点では、このシステムが追加されてもあんまり面白くなってないな…という印象です。

 

操竜

 モンスターを操るシステム。4やクロスにあった乗りシステムを更に進化させたようなものと言ってもいいと思います。

このテのデカくて重いキャラを操作するアクションにありがちな話ですが、豪快なパワーで敵を攻撃する爽快感よりも、小回りの効かない鈍重な動きによるストレスのほうが勝る印象です。慣れが必要なのかも…

同じ場所に二体以上*2の大型モンスターがいる場合、一方の大型モンスターを操竜してもう一方を攻撃する、といった展開が楽しめます。一定回数攻撃を当ててゲージを溜めると、操竜大技で強力な攻撃が出来ます。そのため、大型モンスターが二体以上いるときに使うことを推奨しているシステムと思われます。

大型モンスターがプレイヤーを追跡するようになるアイテムがあり、別の箇所にいる大型モンスターを誘導してクエストの狩猟対象モンスターにぶつける、といった戦略が楽しめます。今までのモンハンになかった新しい面白さなのですが、アクションというよりストラテジー*3なので、好みではありませんでした

同じ場所に大型モンスターが二体以上いる状況は、従来のモンハンの場合、プレイヤーにとってデメリットしかなかったのですが*4、操竜システムによって逆にメリットになるので操竜システムは悪くないと思いました。が、もともとマイナスだった要素がこれでゼロになったようなものです。なのでゲームの面白さとしてはそこまで向上していない印象を受けます。

 

翔蟲と同様、このシステムが追加されてもあんまり面白くなってる気がしません。

 

各種便利になったシステム

 ・採取ポイントがマップから見られるようになった

 めっちゃ便利になってますね。さらに、欲しい素材を指定してその素材が取れる場所だけマップに表示したりも出来る。便利すぎる。便利な反面、最初にどこでどんなアイテムが取れるかじっくり探索する楽しみが無くなってるなあ…と寂しく感じる。

老害的な思考ですかね。昔はマカライト鉱石が取れるポイントを見つけて喜んだものじゃよ…

 

・納品用BOXが廃止されて、支給用BOXに統合された

 これ、今までなんでしてなかったのかと思うくらいクレバー。すっきりしましたね。竜の卵運んできてどこに納品すればいいか分からなくて最初あたふたしたけど。

 

・キャンプにアイテムBOXがある

 これ、「こんがり肉忘れた~!」みたいなことも無くなるのかな?これまた寂しいですね。

 

・大型モンスターの位置が最初から分かる

ピッケル無くても鉱石掘れる

・砥石無限!オトモガルクに騎乗しながら使える!

・歩きながら肉食ったり回復薬飲んだり

 この辺りも全部寂しいですね。歩きながら回復薬飲めるのは、アクションの駆け引きが薄れて少し気になります

 

・オトモガルクの移動がめちゃ速い

 めちゃ速くて便利ですが、それに伴ってフィールドも広くなってる気がするので、体感は従来作と変わらない印象です。むしろオトモガルク必須になってしまったような…

 

大型モンスター

オサイズチ

 邪魔な雑魚は先に処理する。敵の攻撃を避けた後にこちらの攻撃をする。モンハンにおける基本を教えてくれる教官系ボスモンスターという印象でした。

 

タマミツネ

 クロスはもっと戦いやすかったんだけどなあ…と感じた。変化についていけてない老害ハンター;;

全体的に攻撃の繋ぎ目が分かりづらく、生物らしくリアルになっているけどそのぶん攻撃が学習しづらくアクションとしては面白さに欠けているような…もう少し遊んでみないと分かりませんね。

あといくつか「どうやって避けるのそれ」って思うような攻撃があるので、やはりもう少し遊んでみないと分かりませんね。現時点ではクロスのほうが戦ってて楽しかったと思います。

ていうかハンマーで遊ぶ場合、オトモがいるだけで面白さが損なわれる…

 

その他

 その他、気になったこといくつか触れます。

 

・攻撃を当てたときの気持ち良さがちょっと薄い?

 エフェクトやヒットストップ、効果音の問題でしょうか…なんとなく従来作よりも気持ち良くない感じがします。あと数字表記に意識が向いちゃう。

 

・右スティックのカメラ操作と、ショートカット操作が競合する

 Lボタン長押しでアイテムメニュー操作しますが、このとき右スティックを動かすとショートカットコマンドが使えます。が、右スティックはカメラ操作なので、無意識に動かして勝手にアイテムを使ってしまう。設定でどうにか出来る…はず。

 

 

 

現時点での総評

 新システム、軒並み微妙でした。やばくね…?システム自体が駄目というよりかは、変化に対応できない戸惑い&付いていけていない焦りを感じます。好みの問題な気がします。色々と変化していて、それらの変化があまり自分には良い方向に作用していません。マズい…

 

ブルファンゴがこっちに気付いても突進態勢取らずにのんびりしてるの見てスゴく寂しくなっちゃったんだよな…

 

下手したらダブルクロス買ったほうが良いまであるので、もう少し遊んで楽しめるポイントを見つけたいところです。

 

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以下、2021/01/29追記

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 概ね適応しました。ブルファンゴもリオレイアに突進したりしてまだまだ生意気なところを見せてくれました。以下、追加で思ったこと書きました。

 

・探索要素(持続強化蟲)

 体験版のタマミツネ狩猟では中々の恩恵を実感できます。体力最大強化+防御最大強化でタマミツネの攻撃を何発か耐えられるようになります。攻撃面では最大強化でダメージ+10。まあまあの恩恵。

以下、この要素についていくつか考えたことを書きます。

まず、ネコ飯とステータス強化アイテムはどうなるのか?狩りに行く前の体力&スタミナ最大値強化およびステータス強化はどうなるのか気になります。体験版では、過去作にあった秘薬の効果である最大値アップが無くなっており、他のステータス強化アイテムもどうなるか分かりません。開発ディレクターの一ノ瀬氏がツイッターでホットドリンクが無くなると明言したので、もしかしたら鬼人薬などのステータス強化アイテムも無くなるのかも…ネコ飯も同様に体力やスタミナの最大値アップは無くなるのかもしれません。

と、ここまで考えたところ、今作の持続強化蟲は、今までの作品で事前準備としてきたものを全て狩り場の探索要素に置き換えたものであると解釈できますこれを面倒臭いと捉えるか、それとも事前準備も遊びの一つになったと捉えるかは人によると思います。僕は前者かなー…

事前準備が遊びになったと考えると、開発チームは「ネコ飯を食べ忘れたからみんなリタイアしよう」とかそういった事態を無くそうしているのかもしれません。なるべく事前準備を無くしてプレイヤーが狩り場で遊ぶことに集中できるようにしたいのかも。

とはいえ、詳しいことは発売されないと分かりませんね。

 

・翔蟲

 ハンマーの鉄蟲糸技、どうも溜めが乗るらしく、威力を勘違いしていました。ふつーに強いです。隙の大きさは変わらないので、やはりダウン時や大きい隙を見計らって撃つのが重要になりそうです。撃てるときに撃つスタンスで良さそうで、リソース管理的な遊びは意図されて無さそうです。(思ってたのと違った)

また、翔蟲はダメージを喰らったときに態勢をすぐに立て直すのに使えるのですが、これが被弾時のテンポの悪さを改善していて良い感じです

 

・操竜

 発動時にモンスター単体でもメリットあるみたいですね。狩猟対象と一体一の状態でも、壁や建物などに激突させてダメージを与えることが出来ます。突進→壁に激突(ダメージ)→ダウン回避(翔蟲)→突進…という流れのようです。フィールドで翔蟲を取っておけば追加で一回突進できるので、事前準備の大事さが少し強調されてて良いですね。

問題なのは、機会の少なさですね。体験版のタマミツネを狩るまでに1回しか操竜できません*5。もうちょっと操竜できる機会増やしてくれてもいいのではなかろうか。

 

タマミツネ

 慣れたら行動が分かるようになってきてそれなりに楽しいです。

 

・攻撃の手応えの薄さ

 これはやはり薄い気がします。もうちょっと派手なエフェクトや効果音くれてもいいのよ?とはいえ徐々に慣れてきている気もするので、そこまで体験に悪影響は無い…かも…?いや、駄目かな…

 

・ショートカット操作とカメラ操作競合問題

 設定で変えられました。まあショートカット自体はありがたいシステムのはずなので、慣れれば良いのでしょう。大抵の問題は慣れで解決できるはずです。

 

 

改めて遊んでみて思ったのはこんなところでしょうか。「買えばそれなりに楽しめるんじゃないかな?」というところまでは来た気がします

体験版ではモンハンのメイン体験の一つでもある、装備の生産・強化を体験できないので、それ抜きで考えても意味がありませんね。やはり買うか…?

 

 

 

おわり

 

*1:Xボタン三回押して、縦振りを二回してからアッパーを放つコンボのこと

*2:そもそも三体以上集まることがあるのかは不明

*3:モンハンはリアルになるとアクションからストラテジーに寄っていってしまう気がします

*4:従来作の場合、二体の大型モンスターが結託してプレイヤーを狙ってきます

*5:意識して鉄蟲糸技を当てていっても1回しか操竜できませんでした。なんでだろう