がむしゃらメモ

がむしゃらのメモ的な扱いのブログです

2021年6月遊んだゲーム振り返り

 今年半分終わりかよ(白目)

 

逆転裁判2』の4話

 逆転裁判2の主人公、カルマメイ説。偉大でカンペキな父を持つ娘。彼女の存在が前作の『逆転裁判』と『逆転裁判2』のメタファー。4話ラストシーンの対話がそういうふうにしか見えなかった。

   

『SHINKENDO』

 シンプルな格ゲー。格ゲーよく分かってなくても数時間遊べば駆け引きが理解できた。本番は対人戦想定だと思うが、CPUに勝つだけでも面白い。ソロプレイアクションゲームとして楽しんだ

 

『ブレイブリーデフォルトⅡ』

 クリアした。めちゃくちゃ面白いってほどではなかったが、クリアまで70時間遊べたていどには面白かった。感想はnoteに書いた。感想の言及範囲を広げすぎた。

 

『ReversEstory』

 既にスマホ版をそれなりに遊んでいるが、Steam版が安かったので購入。スティック&ボタン操作を快適にチューニングしてあっていい感じ。装備選択はもうちょい最適化できそうだったが。

 

『マイティ・グース』

 こまけえことはいいんだよ!な2Dアクションゲーム。ジャンクフード的なゲームとして非常に優れている。全体的にとりあえず適当にボタン連打して敵をなぎ払う気持ち良さは素晴らしい。マイティモードのショットガンぶっぱが最高に気持ち良い。

 

『Jet Lancer』

 2Dドッグファイトシューティングゲーム。これもジャンクフード的なシューティングアクションゲーム。難しいステージで難易度を下げさせられたのが気に食わない。それ以外は良かった。

 

『KUNAI』

 2Dメトロイドヴァニア……と言い難いな。一本道アクションゲームかな。ZR,ZLの両方にグラップリング的なロープを45°,135°方向に繰り出すのが面白かった。こういう操作形態、よくあるものなんだろうか。ちなみにこのゲームならではの面白さはなかった。

 

『Antecrypt』

 2Dタイトアーケードワンスティックアリーナシューティング。ワンスティックで遊ぶのが新鮮だった。noteに感想を書いた

 

『Hell is Other Demons』

 2Dアリーナジャンプシューティング。これもジャンクフード的なアクションゲーム。手触り良いけどゲームデザインレベルデザインに特筆すべきものはなかった。撃っていないあいだジェムとエネルギーを引き寄せて、一定エネルギーが溜まったら必殺技を撃てる。この仕組みは最初面白そうだったが、すぐに微妙な評価に変わった。たいていの敵は瞬殺できる。必殺技のオブジェクトが落下するくせに、下にはやたらとトゲが生えている。この辺りのいびつさも不可解だった。踏める敵/踏めない敵の区分も分かりづらい。そこかしこによく分からない仕組みが散見される。

アップグレードも微妙だ。最初のボスに詰まって、アップグレードを購入して打開できたところまでは良かった。が、そのときに使用した武器がほぼナンバーワンの性能でラスボスまでいけてしまった。つまり、最初のほうのアップグレードだけがゲームクリアのために真に必要なものだった。

あと、一部のステージが異常な高難易度だったのもよく分からない。これは『Jet Lancer』と共通している。

 

スーパーメトロイド

 2Dメトロイド。以前、少しだけ遊んだが詰まってしまったのでやめていた。最近、2Dメトロイドの新作が発表されたのと、それを受けてもっぴんさんがスーパーメトロイドを押していたのと、ちょうど数日後にNintendo Switch Onlineの期限が切れるのもあって、再挑戦した。

最高に面白かった。鳥肌の立つ、心の底から感動する体験を幾度となく味わうことになった。人生でも1,2を争うレベルのゲーム体験だったと思う。「最高のゲームを10本挙げろ」と言われた際に、迷わずに選出する1本だ。

体験の一部をnoteに書いた

これ以外にも、探索ゲームとして非常に優れた構造をいくつか垣間見た。最初は完全に手探りで探索させたあとに、マップで大まかな指針を提供する。一方通行にしてプレイヤーを特定の領域に“閉じ込める”。必ずプレイヤーの記憶に残るほどの特徴的なオブジェクト,部屋を用意する。そこが後に重要なエリアとなる。正しい道の大半は、隠された道である。こういった手口を緩急おりまぜて完璧に使いこなし、プレイヤーを惑星ぜーベスの深淵へといざなうのだ。

不安と安心。この感情を、惑星ぜーベスを巧妙に設計することで完璧に操っている。マップが分からない不安な状態から、マップを分かるようにして安心させる。示されるマップにしたがって探索を進めると徐々に未探索のエリアは少なくなってくる。先に進む道が見当たらない。不安へと徐々にプレイヤーをいざなう。ここで行ける道が完全になくなったとプレイヤーに錯覚させる。しかし諦めずに探索していると、隠された道が必ず見つかる。このとき、プレイヤーは真に自分の力で道を見つけ出したと感じる。本当の困難を乗り越えるからこそ、本当の価値を感じるのだ。新しい道を見つけて再び安堵する。が、その先はマップに示されていないエリアだ。一方通行で戻れなくなったり、探索の果てにたどりついた箇所だから死んだら大幅に戻されてしまう。新エリアではビジュアルもサウンドも大きく様変わりし、見たことのない敵が跋扈している。再びプレイヤーを不安が襲うのである。このときの恐怖!ここでまたマップを見つけて……

 

と、だいぶ脱線したな。探索の構造。それから、本当に困難なアクション。パワーアップとボス、それぞれに固有のドラマを用意してあるところ。これら大きく分けて3つの点については、のちに語らざるをえないだろう。

 

『HADES』

 2Dクォータービューローグライクアクション。期待しすぎたぶん、反動がキツかった。まったく面白くなかった。ハッキリ言って、なぜこのていどのゲームがゲームオブザイヤーに選出されるのか謎である。noteで愚痴ったのでもういいけどね。

 

 

 今月のベストゲームは言うまでもなくスーパーメトロイド。最高のゲームだった。新作の『メトロイド ドレッド』も楽しみだ。アクション性の強いメトロイドもそれはそれで期待しかないわけで。もともとアクション性高めの『メトロイド サムスリターンズ』が好きだったわけで。

 

 

 

おまけ‐ジャンクフード的なアクションゲームについての“考察”
  • 『マイティ・グース』
  • 『Jet Lancer』
  • 『KUNAI』
  • 『Hell is Other Demon』
  • 『Antecrypt』
  • 『HADES』

少々ジャンルが違えど、これらは全部ジャンクフード的なゲームという認識だ。ようは見栄えが良くて、適当にボタンを押していればクリアできるゲームだ。まあ、『Antecrypt』はちょっとだけ違うかも。

 

この中で、一番満足できたゲームはどれか?

 

『マイティ・グース』だ。まあ、いくつかの箇所──落下死する箇所やポーズメニューから武器支援要請するテンポの悪さ──は改善の余地がありそうだったが。

マイティ・グースが素晴らしいのは、その低難易度。Jet LancerやHell is Other Demonなど、ごく一部で高難易度なステージがあったゲームは、やはり印象が悪い。

これには目から鱗だった。中途半端に駆け引きを作ったり、難易度を上げたりするよりも、適当にボタンを押しているだけでクリアできるゲームのほうが良い。これはどこかで認識していたとは思うが、ハッキリ意識を向けたことはなかったからだ。

他にも、マイティ・グースは一定ダメージを与えれば発動出来る無敵モード、2,3時間でクリアできる軽さなども魅力的だ。

 

 

 

7月へつづく

gmshara.hatenablog.com