がむしゃらメモ

がむしゃらのメモ的な扱いのブログです

2023年7月遊んだゲーム振り返り

 暑くてなーんもやる気せん。

ゴーストトリック』買うかもって言ってたけど、巧舟さんがなんか気になるツイートをしてたのと、別にいますぐ買わないといけないわけでもないからまだ買わなくていっかーとなった。『十三機兵防衛圏』のときと同じ流れ。

 

unity1week お題「ふる」いくつか

 先月で終わりだと思ってたけど、もうちょびっとだけ遊んで言及したいのがあったので、以下四本について書く。

 

『Rainy With Miny...』

 2Dアクションパズル。パッと見はテトリスとマリオを組み合わせたみたいなゲームで、実際そんな感じなんだけど……でも全然違うというか、とにかく説明が難しいゲーム。クセの強すぎる各種仕様がギチギチに詰め込まれてて尖りまくってる。

我慢してじっくり付き合って耐え忍んで生き延びて、レベルが200くらい行った辺りがスゴい。雨が止んで溜まった水の底に光が差し、音楽が盛り上がってるなかで、素早く降ってくるブロックを躱して、全体のラインを整える。このとき【ゲームと一体化してるような謎の感覚】が出てくる。これがフロー状態というヤツなのかも。

個人的には最高のゲームなんだけど、たぶんオレ以外にこの感覚味わえる人おらん気がする。プレイ人口とか難易度とかモチベとかの問題で。

 

『勇者降る』『モニタリング探偵』

 どっちも演出面がぶっちぎっているので最高。 

 

『きのこむすめのぶんぶん大収穫祭』

 斧を投げて森の恵みを回収するゲーム。

最初に遊んだときは50品目行って「ええやん」で終わってたんだけど、敬愛する田きさんがアツく語っていたのを受けて再プレイ。60品目オーバー行けたので満足。上達していくと配置運のよしあしが分かるようになってきて、いい配置目指して何回も遊んでしまう。これは大収穫祭じゃない。沼。森だけど沼。

 

‐‐unity1week作品ここまで‐‐

 

『Suikyo』

 重力のある倉庫番、って言えばいいのかな。水鏡になった反対側に移動できる能力がついてる。くちをつぐみ先生の作品。ご自身がパズルゲームガチ勢なだけあって歯応えあるゲーム。ていうか途中でギブアップした。負けました。

 

『Storyteller』

 Nintendo Switch Online のいっせいトライアルに出る愚行を犯していた*1ので容赦無く食い尽くすハイエナムーブした。ちびりんの呪いを解く王子に「おおー」ってなった。それ以外は「ほぉーん」で終わった。答えを最初に言うパズルゲームなのに破綻しないのは結構独特かも。

ただ、このゲームをパズルゲームとして見るのは合ってない気がする*2物語(プロット)を作るゲームを成立させたらそれがパズルになったのでそうしたって感じ。シナリオの盛り上がり(ゴール)が決まっていて、それに沿うように場面とキャラを配置していく。これって極度に簡易化された物語制作といった印象。

 

『7 Days to End with You』

 いっせいトライアルで遊んだ。ゲームプレイの9割ぐらい合わなかった。てことは、たぶん、オレはターゲットじゃないしかなり尖ったゲームなんだと思う。ドット絵、ゆったりした音楽から、最初の印象では「優しい雰囲気のゲームなのかな?」と思ったんだけど、どうもめちゃくちゃ尖ってるっぽい。

・「この物語はあなたの解釈次第です」これ苦手

・ずっとカタコトっぽい会話になる

・カタコトゆえにめっちゃムズい

・分かるようになりたいモチベーションが湧かない(無料で遊んでるから…)

・ちょくちょくボタン入力が暴発?して二回入力したことになったりするバグ

・女性の台詞送りSEがちょっと無機質すぎ?気持ちよくない……

この辺が合わんかったポイントかな……バカすぎてなんにも分からなくて、ずっと分からん状態だとストレス強く、分かってもカタコトだから嬉しさ弱く、ちゃんと理解できてるかも曖昧なのでストレス続く。Not For Me なのにごちゃごちゃ言ってもしゃあないので(しかも無料で遊んでる分際で)、詳しく書くのはやらんでええか。

オレよりゲーム上手くて賢い人のプレイを見たらめちゃくちゃ高速で英単語レベルで特定していって楽しんでたので、オレがターゲットで無かっただけだろう。あと、どういう順序で学習を進めていくのか人によって違いが出てそうでそこもイイ。

 

『SIBLINGS』

 ウディコン参加作品。ターン制超高速パリィアクションゲーム。……ウディタって、WOLF RPGエディターだよな?

やっぱ剣戟とその中にあるパリィ,弾きって面白いんだなぁ。プレイテンポが爆速。というか速すぎて最初置いてかれる。ナヴィアの段階変化演出、今まで遊んだゲームの中で一番カッコいい演出。カッコよすぎる。演出全般が、いや、ゲームすべてが荒々しい勢いをそのまま叩き付けて来る。よすぎる。超高速なゲームスピードに、一人称視点に近い肩越し三人称視点。迫ってくるような敵の動きや、左右に動いて翻弄してくる動き、迫力がそのまま死闘感を生み出してる。最高すぎ。とくに目の前から消えて後ろから襲ってくるの最高。よくぞ実現してくれた!ジャンプのバトル漫画みたいな体験ができる。

 間合い管理とか、プレイヤーから攻撃を仕掛けるタイミング&離脱するタイミングなどの【繊細な調整が必要だけど、作成難易度が高い】であろう箇所を、【ターン制】で全部カットしてる。しかも、その結果プレイヤー完全主導でゲーム進行するからテンポのよさが生まれてる。天才でしょこれ。個人的には複数の問題を一度に解決してると思う。3Dアクションの諸々をターン制に置き換えてるだけ、っていう。実現のための労力が少なそうなところがスゴい。やってること自体は単純ゆえに気付けた。久しぶりにこれぞアイデア!って感じのヤツを見た気がする。

アイ(二面ボス)が一番強かったんだけど、おそらく意図的。三面は二刀流による連撃、素早い掴み。ラスボスは覚えやすく対処しやすい攻撃が多い長期戦で、集中力の持続を問う構成。この辺りの遊びのバランス感覚、ペース配分も素晴らしい。

ケチ付けるところ、突きと薙ぎ払いの区別が一部の敵で分かりづらいところぐらいしかない。これに関しても最初のうちはとりあえず弾いてればOKっていう。

 

『脱出ゲーム 友人からの招待状』

 久しぶりに脱出ゲーム遊んだ。ドット絵の品質高くてええな~ってなった。謎解きも自力でクリアできて気持ちいい。万古不易の面白さ。

 

『ファミレスを享受せよ』

 話題になってるときに遊び損ねていたので、いまさらながら遊んだ。いま暑いのでドリンクバーの描写でひたすら喉の渇きを刺激されてた。

テキストウィンドウをあちこちに表示させることで、予測できなさが生まれて固定された画面への飽きを軽減させるの上手い。誰かと会話するときは吹き出しのように利用してるのもイイ感じ。これもちょっとしたアイデアだったな。

 

 ベストゲームは『SIBLINGS』。圧倒的。遊んでるとき暑さ忘れたわ。こうなると俄然『SEKIRO』も遊びたいよなぁ。じゃあ今すぐハード買うかというとしないけど。

暑くてなんもやる気せんので、あんまり遊んでない。来月もあんまりゲーム遊ばない気がする。暑すぎる。でもなんか遊びたい気持ちはある。うーん。

 

 

8月へつづく。

gmshara.hatenablog.com

*1:パブリッシャーはどういう意図だったんだろう

*2:公式はパズルゲームって言ってるけど