がむしゃらメモ

がむしゃらのメモ的な扱いのブログです

2022年を振り返る~遊んだゲームと作ったゲーム~

 遊んだゲームと作ったゲームを振り返る、毎年恒例の記事。

 

遊んだゲーム

 印象に残っているゲームを振り返る。

 

『Pogostuck: Rage With Your Friends』

 一月頃に久しぶりにMAP2を遊んだ。勘を取り戻すのに時間掛かるかなと思いきや、あっさり自己ベスト更新して700mまで行けた。行けてしまったので、「なぁんだブランク多少あってもすぐ取り戻せるんだこのゲーム!」となり、これ以降ほとんど遊んでない。

来年はMAP2クリア目指すか?

 

『やかまシルフのヒァナ ~天才魔法剣士は自爆しない~』

 めちゃくちゃ面白いバトルシステムで衝撃走った。速攻でパクった。

作者のまきぬのさんは今後このゲームのシステムを発展∥洗練させて Steam で売れるゲームに仕上げるらしいので楽しみすぎる。

 

『Pokémon LEGENDS アルセウス

 アクション要素のあるポケモンということで気軽に手を出した。しかしアクションとか関係無い、図鑑タスク埋め作業が楽しかった。このゲームで満足した結果、スカーレット∥バイオレットをスルーしたところある。

ジョイコンのスティックドリフトがいい加減ひどくなってきていて、このゲームではそれと一生格闘していたイメージもある。

 

星のカービィ ディスカバリー

 カービィシリーズはほとんど遊んでなかったんだけど、PVがすげえよく見えたので買った。今まで何気なく見てたけど、吸い込みとホバリングっていうそれゲーム成立しないじゃんっていう要素を成立させてるのスゴくない?っていうのを体験した。

 

『大乱闘u1wランカーズ』

 4月は週五で遊んでたらしい(笑)近頃はまったく遊んでない。来年も一回は遊ぶだろうなたぶん。

 

『Mother』

 note に感想を書いた。「へんてこな世界観とテキストだけでウケてるんでしょ~??」みたいな偏見があったんだけど、序盤はしっかりドラクエ的レベル上げの楽しさが構築されていて、そのうえで中盤以降はドラクエRPGの枠組みで「プレイヤーをしこたまおどろかせてやる…!」というギラついた野心を感じて最高だった。

でも一歩歩いてエンカウントはキツかったので、Switch の巻き戻し機能が無かったら終わってた。

 

『Nuclear Throne』

 今年一番ハマったゲーム。4月~7月ぐらいに一生遊んでた。以前 Fish で一回だけクリアしてたんだけど、再プレイしたらドハマりした。ムズすぎると思った要素が、退屈を絶対に殺す刺激に満ちたゲームプレイを構築してた。最近はまた遠ざかってるんだけど、そのうちまたハマるかもしれない。

 

『Wizard of Legend』

 あまりにも難しくて、最初のステージすらクリアできずに諦めたので印象に残ってる。買ったアクションゲーム1ステージもクリアできずに諦めるの、人生で初めてだ。

 

バルーンファイト

 はるか以前に遊んだ記憶があって「面白いゲーム」認識だったんだけど、あらためて遊んだら本当に面白すぎた。

 

ソロモンの鍵2 クールミン島救出作戦』

 むちゃくちゃ面白かったパズルアクションゲーム。いくつかのステージはクリア時に「うおおおおお」って声出た。

 

unity1week 「そろえる」参加作品いくつか

 ここ にまとめた。今読むとテンション高くて笑う。意識的に上げてるんだろうけど。

 

『イリスと巨人』

 フレーバーと一致したゲームシステムがよかった。

 

『にまるろく』

 シナリオの見せかたがよかった。棚を開けるまでは塗料。

 

『ひたすらドラゴンを倒すだけ』

 シナリオの見せかたがよかった。いや、見えかた?

 

『Rain World』

 このゲームを作ったヤツらは頭がおかしい。

 

『Stacklands』

 カードっていう表現のよさ、優秀さをスゴい実感した。アプデいろいろ来てるっぽいのでいずれまた遊ぶかも。

 

『Dicey Dungeons』

 追加コンテンツ、Reunion の魔女編が詰め将棋みたいで最高だった。そして見落としてたハロウィーンの追加コンテンツも同じような詰め将棋的パズルがあって最高だった。

 

『Into the Breach』

 追加コンテンツ来たので遊び直して実績コンプリートした。相変わらずじわーっと面白いゲームだ。

 

ゼノブレイド3』

 2月発表7月末発売だったんだよなこのゲーム……早すぎる。

お話のテーマが自分に刺さるモノだったのでよかった。一方で、ストーリーは一作目の衝撃を未だに追い求めてしまう面もある……バトルもなんだかんだで一作目が一番好きかも。大型追加コンテンツはひそかに楽しみにしている。

ジョイコンドリフトと一生戦ってたゲームでもある。さすがにこのあと修理依頼出した。

 

『突撃そのへんの遺跡』

 短編の、バトルのみのRPG。タイムツイスター戦すげえ面白かったなー。

 

『召喚指揮候補生』

 ラストバトルの気付く瞬間が気持ちよかったな~。

 

『決戦前のヒトリ ~主人公以外全員『カップル』がいるアドベンチャー~』

 自分以外のカップルを当てるゲーム。聞いて面白い。遊んで面白い。こういうゲームを見習っていきたい。

 

『大神 絶景版』

 note に感想を書いた。古い部分も、色褪せない部分も、まとめて楽しませてもらった。キャラクターのモーションがすげえいいんだよな。

 

『ムーンライター 店主と勇者の冒険』

 note に感想書いた不思議のダンジョンじゃないトルネコのスピンオフゲームというか、「そうそうこういうのやりたかったんだよな!」っていう絶妙にちょうどいいゲームだった。

 

『INSIDE』

 品質がスゴく高く感じたゲーム。世界観も「なんか考えさせられてしまう」感じが素敵。

 

『Gorogoa』

 認知がくつがえる瞬間がよすぎて「はぁあ~~~??」ってちょっとキレた。テンポや誘導が素晴らしいね……

私的ゲームオブザイヤー

 Fun なゲームでいくと Nuclear Throne 確定。しかし Rain World とかいう狂気の結晶が立ち塞がる。最近遊んだ INSIDE だって悪くない。やかまシルフのヒァナも決戦前のヒトリも素晴らしかった。ポケモンカービィゼノブレイド3大手タイトルはいずれも良作揃い。

まぁでも、Rain World かな。このゲームを作ったヤツらは頭がおかしい。

単純にオレがサバイバルホラー的なゲームが好きなのかもしれない。ただそういうゲームってだいたいFPSとかTPSとかで、ゾンビで、暗闇*1で、みたいなのがいまいちで。サバイバルホラー的体験を2Dジャンプアクションの文脈で遊べるのが自分にとってよかったんだと思う。「クリアさせる気ないだろ」っていう仕組みのオンパレードなのも、ゲームとしてはアレだが、サバイバルホラー的には最高だし。

というわけで、2022年がむしゃらゲームオブザイヤーは Rain World で決まり。

作ったゲーム

 作ったゲームを振り返る。

 

『天命トランプバトル』

 トランプを使ったターン制バトル。『天命ダイスバトル』を作ったときに、「次はカードゲーム作りたいな~」と思っていた。で、「簡単なカードゲームを作ってみようかな?トランプとか使ってみるのどうだろう?」としゃべっていたら、ツイッターフレンズのイロイロさんが「天命トランプバトル」って言ったので「それ作りますw」とノリで作ることに決める。

これが2021年の4月頃のハナシで、実際に作ったのが一年後の4月、つまり今年。

まぁまぁいいゲームになったんじゃないかなぁと思う。課題はもちろんあるけど。

 

『実験ダイバー』

 ただのアクション検証をなぜか仕上げたゲーム。

・簡単だけど、遅くなる

・難しいけど、早くなる

を実現する仕組みを模索していた。カービィホバリングや吸い込みを体験して、自分でもそういうのができないか探してた時期かな。結局このゲームを仕上げてみて思ったのは、そういう取り組みよりも自分が楽しめるゲームを模索するほうがモチベーションになるってことだった。あとステージ作りめんどくさいなとか。意識してなかったけど、そういう考えが『アラインファイブ』で昇華された。

 

『アラインファイブ』

 unity1week 「そろえる」参加作品。ブロックを揃えるアクションパズル

もともと unity1week に参加する気は薄かったんだけど、なぜかゲームが完成したので、「これどうすか?w」って色気出して投稿してしまった。そして大スベりした。承認欲求の悪魔につかまってしまいました。unity1week は二度と参加しねえ!(これ言うの二回目)

ウケなかったけど、自分は好きなゲーム。っていうハナシはこの記事で全部やってたな。

 

『魔銃ルヴァデルガ』

 銃のシリンダーを使ったターン制バトル。正確にはまだ作ったゲームではなく「作っているゲーム」なんだけど。あとサウンド作って入れたら【完成】の判を押せるかなって感じ。なんとなく「銃のシリンダーでゲーム作れそう」から始めてなんとなく作ってるゲームなので、「作るために作ってるゲーム」になっている。これを人に遊ばせていいんだろうかって考えている。

 

 今年はゲームを軽率に公開するのやめようと思っていたけど、アラインファイブであっさり破ってしまった。反省している。

ゲームを作るモチベーションはいささかの衰えも感じていないし、あわよくば「自分にとって最高に面白いゲーム」を作りたいと思っている。一方で、ゲームを公開するモチベーションは地の底に落ちて戻ってくる気配がまったくない。ワガママなハナシだけど、自分のゲームを遊びたい人だけに遊んでほしい思いがあって、無料公開はそれがあまり上手くいっていない気がして、二の足を踏んでいるのが現状。自分のゲームが合わない人が遊んでしまい、当然のように合わなくて唾を吐かれるのがどうも受け入れがたい。難しく考えすぎかな。

正直なところ、別に唾を吐かれても問題ないメンタルに回復しているし、「別に公開してもいいかな」と思っている。しかし、「“してもいい”なら逆にしなくてもいいよね?」に対する反論がまったく出てこない。これにちゃんと答えが出たら、あるいは全部どうでもいいやってなったら、ゲームを公開するかも。たぶん後者になるだろう。なんなら今もうそういう気持ちに傾いてる。

来年のハナシ

遊ぶのを楽しみにしているゲーム

『オクトパストラベラーⅡ』

 2月24日発売。超楽しみ。前作を結構楽しませていただいたので、とても期待している。Ⅱは足し算的なゲーム作りをしているのがまず最高で、たとえば夜の追加、夜フィールドコマンド追加、アニメーションめっちゃ動く、カメラ動きすぎ!、マップ探索増量*2とかそういう前作から+する作り。そのうえで、前作の弱点をおぎなうような作りもしているところが素晴らしい。

・結局戦闘はブレイクするだけでは?→底力システムで変化を加える。

・キャラクター間のつながり薄い→クロスストーリー。

・世界のスケールがあまり感じられない→ワールドマップ。

・全キャラ全4章構成で先読めちゃうところも変えるらしいし。

さらには【二作目による洗練】も垣間見える。神官テメノスの【暴く】なんかはまさにそれで、【NPCに戦闘をふっかけて戦闘中にブレイクするとそのNPCが隠し持っている情報をあばく】っていうフィールドコマンドらしいのだが、これはもうオクトパストラベラーが持っている遊びとフレーバーの完璧な融合だと思う。

足し算と、弱点消しと、洗練。総じて期待しかない。

 

ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』

 5月12日発売。楽しみだなぁ。でもまだ情報が全然公開されてないので、テンションはフラット。3月頃に Nintendo Direct があるのか、それともゼルダダイレクトするのか、情報公開含めて楽しみたいなー。

 

ピクミン4』

 (書くの忘れてた)3は正直あんまり合わなかった部分もあるので、とりあえず原点回帰してキャラ一人にしてくれねえかなー。

 

Hollow Knight: Silksong』

 発売、するのかな。なにかしらトレーラーに期待かな。

 

以上。今年はもっぴんさんの新作『POINPY』が公開されたが、スマホの性能がよわよわで遊べなかった。そのうちスマホが壊れるだろうし、そのときに買い換えればってところだろうなー。と、そんなのんびりしてて大丈夫かなぁと思いもしている。いつゲームを遊べなくなってしまうか分からないし……

評判がよく、かつ自分でトレーラー見ても面白そうだと感じるゲームがいくつかあるんだけど、そういうゲームを“取っておいてる”んだよな。そういうのやめたほうがいいかもしれない。

 

 

来年もゲーム遊んだり作ったりできることを願って。

 

*1:暗闇は Rain World にもあるけど

*2:個人的にはマップ探索は前作の薄味さが好きだったので、ここだけ合わない可能性がある