がむしゃらメモ

がむしゃらのメモ的な扱いのブログです

2024年1月遊んだゲーム振り返り

 十二分の一終了!

 

『Outer Wilds』

 note に感想を書いた。リラックスしてかなり楽しく進めつつ、最後で一気に持ってかれた。

 

『アイレッツ 漂流の天空島』

 メトロイドヴァニア。久しぶりの味。ゆるーいホロウナイトみたいな感じ。

ゲーム全体として「新しい!」って感じではないんだけど、いろんなところに「おお、これええやん」って感じるようなギミックがあって楽しかった。能力強化が三択になってるところとか、触れてると無限スクロールする足場のギミックとか。サウンド以外全部個人で、音楽が兄弟のかた?で、効果音がアセットっぽかった。ほぼ個人開発できっちり作られてるゲームで、新しさはなくとも丁寧さで評価されてるのは嬉しいね。

 

『Covemount』

 『Baba Is You』でお馴染み Arvi Teikari 氏が一挙に公開した倉庫番三部作のうちの一個。よく思いつくわこんなん。

『That's a Warp

 お、これはよくあるヤツ……じゃねえ!!なんだこれ!!倉庫番の【押せない】を【ワープ】に置き換えるってどんな発想だよ

『Pultimush』

 脳みそ溶ける~~~。途中の「は?出れねえが?」ステージがヤバすぎた。三つとも全部面白かった!

 

『檻』

 DSPSEさんの脱出ゲーム。ミスリード多くて難解で脳みそ溶けた。約束の値、1449。自力クリアできる人スゴい。

作者のDSPSEさんからヒントを貰いつつ、複数人で遊んでたので面白かった。リアル脱出ゲームっぽい体験だったかもしれないし、そんなこともなかったかもしれない。ゲームギミックアイディアを提供したヤツを許すな

 

『Bomb Chicken』

 ドット絵の描き込みとアニメーションすっごい

ステージの最初のエリアで死んでも残機数減らない仕様、優しい。ステージ中のリソースを一定数集めると一つのステージ攻略中に使える残機数が増える仕組みを初体験した。なかなかいいなこれ。ゲーム内でご褒美用意できないときに使えそう。前述した二つの仕様が合わさって親切さがあり、おかげで後半のムズいステージもなんとかクリアできた。後半はパッと見の複雑さがオレの許容量を超えていて、とにかくなんとか突破できるまで特攻し続けることになった。見ても「こうすれば行けそう」感がまったく無かった

少しパズル要素があるアクションゲームって感じなんだけど、ボス戦があるのは面白い。『はたらくUFO』とかでも思ったけど、やや無理矢理でもボス戦が用意されていると、クリア時の満足感が少し上乗せされるね。まぁ、要らんって言われる可能性もあると思うけど…

 

『棄海:忘れられた深海都市』

 ツインスティックシューター×探索アクション。実際はほぼステージクリア型に近い感じで進行した印象。アートもゲームシステムもおおむねイイ感じなんだけど、あと一歩のところで波長が合わない感じがした。惜しい。エラソーだな。

まず気になるのが、エリア移動時の暗転演出がめちゃくちゃ遅いところ。深海っぽさはたしかに出るが、遊びにくい。そもそも暗転中に敵に殴られたりすることもあるし。初代メトロイドかな?暗転の数も多い構造になっている。アウトポストはその悪さが存分に発揮されていて、入る(暗転)→寝て回復&セーブ(暗転)→出る(暗転)でただセーブするだけで暗転が三回も入る。それがゆっくり入ってゆっくり終わる。ものスゴくプレイテンポを阻害している。もったいない。設定をテキトーに弄ればこの問題は全部余裕で解決するのが分かるので、非常に惜しい気持ちにさせられる。いや、もちろん「そんな簡単に設定弄れねえよ!」みたいなのはあるだろうし、実際にはそんな簡単に解決するかは怪しいんだけど。めっちゃ予防線貼るやん。Hollow Knight』でベンチに座ったらセーブ&回復&装備切り替えが全部できる仕組みの秀逸さがよく分かる。

ほか、気になったところテキトーに羅列。絵作りはいいんだけど、さすがに暗くて見づらい箇所がちらほら。明るさ調整で明るさ最大にするのもそれはどうなんだという気持ちがある。めんどくさいゲーマーごころ。新しいメモリーチップが序盤から供給されすぎて、「装備を試して楽しむ→飽きてきた辺りで別の装備を楽しむ&別の装備がもっと欲しくなる」のサイクルがいまいち回ってない。なのでメモリーチップ拡張もいまいち欲しくなってこない。お金稼ぐ欲求が湧かない。もっと強烈に欲しくなるようにできるハズ。つまり、大雑把に言うとレベルデザインが肌に合わなかった。マップアイコンがどれも同じ輪郭と色で判別しにくい。マップにワープポイントが表示されない。別にそこまで問題じゃないんだけど、マップ表示時のカーソル移動速度が微妙に遅い。ちょいちょい固まるレベルの処理落ち。

全体的に惜しいなぁという気持ち。そんなわけで、なんか隠しエンディングあるらしいけど、いいかってなった。誘導もそんなに無かった?ので。でも良いゲームです。プレイヤーキャラの「ウンウン!」みたいな動きと、トビーが可愛いジャンケンしてくるボスがよかったな。予兆が明白で対応が楽しかった。結局こんぐらい分かりやすいのが楽しいんだよなー。うん。

 

SHINOBI NON GRATA』

 忍者ゲー。なんかファミコンに元ネタというか、リスペクト元があるらしいけどなんも知らんと遊んだ。敵もプレイヤーもわりとサクサク死ぬバランスで、一気に駆け抜けるゲームだった。遊んだことあるゲームだと『Minoria』が近い印象。矢継ぎ早にボスが出てきて豪華。サブウェポンいきなり6個渡されて困惑するけど慣れてくると使いどころが分かってきて面白かった

ゲーム中のいろんな行動が最終的にスコアに落とし込まれてるので、あんまり好みじゃなかった。結局ボスに体力MAXで到達できればOK、で終わる感じ。なんとなくこのゲームの仕組みと『Dead Cells』が組み合わさると楽しそうだなと思った。動きながら敵を倒して駆け抜けつつ、倒せば倒すほど加速、一定数敵を倒す&クリア時間が短いとボーナス、この辺り組み合わさると楽しそう。

 

『Pierce & Drill』

 なんかのゲームジャム作品。アクションゲーム。

 

『TO:NORTH』

 南を向けないアドベンチャーゲーム短いながらちゃんとグッとくる。それは操作するからこそ起きるモノ。ゲームで物語を描くってこういうことだよなぁ。スゴい!

 

『Lorgeban』

 Arvi Teikari こと Hempuli氏 の新作倉庫番ひとつきのうちに5本も出すな。自由な形状のブロックを作れる倉庫番。そんなんゲーム成立せんやんと見せかけて成立する。【なにもないところじゃないと作れない】という制約ほぼ一本で成立させてる。ウソだろ。しかも最初少しさわっただけでは気付けない隠しテクニックとかあるし、それを気付かせてくるステージもちゃんと用意されている。ヤバすぎる。最初にステージ見たときに「あ~~~しんど~~~」ってなりつつも、やってるうちになんとかクリアできる絶妙なステージ設計。パズルの悪魔と契約してるだろこれ。

もう一本の新作、『Nabogorf』も遊んだんだけど、手に負えなかった。

 

『世界一短いアクションゲーム』

 これ好き。メタい謎解きは「オレ、賢いことやってる!」感が容易に得られて楽しい

 

『Caveblazers』

 GOGで無料配布されてたローグライクアクションゲーム。よいゲームではあるんだろうなと思いつつ、1時間20分ほど遊んで飽きて終わった。「楽しい~!」みたいなシーンが無かったな。とはいえ、無料で遊んでるからこその高速見限りなんだけど。

 

『Rising Hell』

 Epic 無料配布積みゲー消化シリーズ。最後のボスを一回倒して区切りついたので終了。無料ゆえの高速見限り。

縦型のステージ構造×上から踏んでも下から頭突きしても敵を自動で攻撃するアクションで雑魚相手にやりたい放題で駆け抜けて行くゲーム。攻撃の手応えはイイ感じだし、各種演出が全部スキップできるようになっててテンポがスゴくイイ。じゃあ爽快感抜群やね!と見せかけて雑魚はちまちま攻撃してきているので、考えなし過ぎるとふつーにダメージを喰らうし、ステージにはトゲとか生えてて当たると痛い。しかもボス戦は弾避け→テキトーに近くでボタン連打して殴るを繰り返すみみっちいアクションになってる。どないやねん。ステージ構成や雑魚も幅が感じられず、最初から最後までやってること一緒な感覚は否めない。ラストステージ付近は踏みつけ&頭突きを無効化する敵とか出てきて、「え、それ拒絶してくるんかい」みたいになる。Caveblazer もそうだったけど、選んだアップグレードでゲームプレイが変化している実感が薄くてあんまり自分の選択が生死を分けてる感覚が無い。ボロクソに貶してるけどこれ一時間強遊んだ人間の感想だから間違ってると思われる。

 

『Wonder Boy: The Dragon's Trap』

 Epic 無料配布積みゲー消化シリーズ。魚人になったあとどこ行けばいいか分からなくなって区切りついたのでやめた。ボスを倒す毎に別のキャラクターに変身するというシステムは面白い。ある部分では強くなり、ある部分では弱くなる。同じやりかたでは通用しないときが発生するようになる。あと、ゲームオーバー時にランダムルーレットで当たったら復活の薬がもらえる仕組みも面白かった

 

『Celeste64: Fragments of the Mountain』

 『Celeste』六周年記念作品。六年ってマジ……?

ちゃんと Celeste の3Dバージョンでめちゃくちゃ面白いうえに、もろマリオサンシャイン演出とかでもうニッコニコになってしまった。マデリンの表情可愛すぎる。カメラ操作が一番の敵。3Dアクションはカメラが命なのが、スゴくよく分かるゲーム。つーかこのゲーム気に入りすぎてカメラ操作のぎこちなさも、もはや愛せる。これを一週間くらいで作ったんですかそうですか……『Earthblade』も楽しみになってきたな……な!!

 

 

 今月のベストゲームは Outer Wilds で決まり。エンディングで一気に持ってかれたわホント。今月わりと遊んだので来月はあんまり遊ばないかも。

 

2月へつづく。

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