がむしゃらメモ

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Nuclear Throne プレイ感想メモ

 90%セールだったので買った。なんでもコロナウィルスの状況を見て、「自宅待機してくれ」という想いからセールしたらしい。開発のVlambeerは本来なら絶対にセールしないスタンスだったとか。かっこいいね。

 

全体的に意地悪

 もうひたすら意地悪なゲーム。とにかく初見殺しが多い。ザーッと挙げてみる。

  • 敵が予備動作なしで攻撃してくる
  • 爆発物系の武器は自分も喰らう
  • 死んだふりしてる敵がいる(起きるともの凄いスピードで近づいてきてぶん殴ってくる)
  • 死んだときに爆発する敵がいる(特に爆発しそうな見た目してない)
  • 超射程の敵が長い通路の先で待ち伏せして撃ってくる(こいつが死んだときに爆発する敵)
  • 近づいてきて爆発する敵がいる(出現場所が視界の悪い暗闇のエリア)
  • 宝箱に化けた敵がいる
  • ボスが突然壁の中から現れたり、空から降ってきたりする
  • ラスボスが開幕レーザーで殺してくる(ご丁寧なことにレーザーの射線にレッドカーペットが敷いてあり、初見プレイヤーを誘導してくる)
  • 被弾時の無敵時間?ねえよそんなもん
  • 銃の弾薬は有限

こんなところか。死んだら装備とかアップグレードはリセットされて最初から、のゲームなのでかなり意地悪。

 

 ただ、これらの要素は『ゲリラ戦』を実現しようとしているのではないか?という視点で見ると大体腑に落ちた。それならば、不意打ちや騙し討ちをしてくるのも頷ける。待ち伏せも正にゲリラ戦と言えよう。そう考えて改めてステージを見てみると、砂漠・下水道・雪原・洞窟などなど、ゲリラ部隊が戦ってそうな感じだ。基本的にプレイヤーも敵も、遮蔽物に身を隠しながら撃ち合う戦い方になるし。

 というわけで、Nuclear Throneのコンセプトは『ゲリラ戦』だ!と解釈した。それまではただの意地悪なゲームだと思っていたが、この解釈をしたらそんなに不満が噴き出すことは無くなった。

 

 とはいえ、そのコンセプトが自分にとって面白いと感じるかは別問題だ。オレには合わなかった。そんなに面白くねえよこのゲーム。武器と地形がクリアに絡みすぎている気がしてならない。強い武器が出るかどうかは運。戦いやすい地形が出るかどうかは運。これは流石につらい。もっと技量が高まれば違う視点が見えてくるのかもしれないが、そこまで上手くなりたいと思えない。

 ロード時間がほぼ0秒なのは素直にスゴいポイント。世界観・グラフィックが非常に独特な感じで、不気味で危険で魅力的なキャラクターがいっぱい出てくるのも良い。サウンドも世界観をしっかりと支えていて、こちらも不気味で危険で魅力的な音に満ちている。間違いなく素晴らしいゲームで、残念なのはこのゲームを遊ぶオレの腕前だった。Not For Me!

 

おわり